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2018 / 02 / 14

特徴的な掛け声

どうもお久しぶりです。
お初の方は初めまして。

プログラマのHです。




年末年始は、家でゴロゴロ、親戚と食い飲み、家で寝る。
と、8連休を過ごしましたが太ってないですよ?

と、まぁ文章を書きながら、
ブログネタ何があるかなーと思っていたのですが、
最近頭の中で再生される掛け声があります。

ある行事のやり取りなのですが、皆様はご存知でしょうか?
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もぐらーうち もぐらーうち もぐらーうってあげましょう

鶴は千年 亀は万年 浦島太郎は万万年

ここのー店は繁盛どっこい ここのー店は繁盛どっこい

もぐらーうってーあげましょう
もぐらーうってーあげましょう

※うろ覚えです 違う箇所あったらすみません
 何せ小1の記憶なので...
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ご存知だった方、あなたは九州地方出身ですね?!
と、推理をしてみますがどうでしょう?

外れていたらすごく恥ずかしいんですが、
推理の根拠として、
上に書いたセリフは九州地方に伝わる「もぐら打ち」と呼ばれる伝統行事の掛け声です。
※地域によって掛け声に差はあります。
 それを調べるのも楽しいですよ。


で、そもそも「もぐら打ち」とは?

五穀豊穣や家内安全を祈る儀式で、
竹に巻いた藁等で家先や田畑の地面を叩いて回る伝統行事です。
元来は、田畑を荒らすモグラの害を防ぐための作業でした。

どんなもので叩くかはググったら出ます。
九州地方ではスーパーで売ってたはずです。

最終的に藁がなくなった記憶があります。
藁が飛び散って!


地域によって異なりますが、多くは1月14日に子供たちが家々をまわり、
掛け声をかけながら家先や田畑の地面を叩きます。

まわった家々で子供たちにお餅やお菓子、お小遣いが振舞われます。
そのお礼の品々は参加者の中の年長(確か6年?)で割振られ公正に振分けられます。多分...


僕が参加したときはお小遣いをもらったことしか記憶にありません。
はい。がめつい子供ですみません。


行事中は夜道を大人の先導で子供たちが行列を作って
各家家を回っていくのは今思えばほっこりするなぁとか、
田舎ならではの温かさがあるなぁとしみじみと感じます。

伝統文化の継承や地域のつながりが薄れている中、
この「もぐら打ち」のような行事は改めてその大切さを教えてくれる気がします。


すこしでも多くこういった行事が残っていくこと、
温かい情景が増えるといいなと思ってます。。


行事に自分も参加しようと思うので、まずは今年の最後に除夜の鐘を突きにいきます!


ではでは、皆様今年もよろしくお願いいたします。