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2018 / 05 / 15

バカバカしいお噺を一席。

どうも。2回目の登場となります企画のTです。

前回は自己紹介ということで趣味について書いたんですが、
あの時に書き忘れた趣味が2つありまして。
それが「落語」と「麻雀」です。



相変わらずインドアな趣味なんですが……。



まずは落語。
落語と聞くとみなさんどんなイメージでしょうか。

…カラフルな着物着たおじいさんたちが座布団取り合うイメージ?

えぇ、まぁそんなもんですよね。

「ハードルが高い」というイメージがある方もいらっしゃるかと思いますが、
元々庶民の娯楽だったものですからそんなに難しいことは無いんですよ。

それに知らなかったことがわかって物知りになれますし。


例えば、落語の最後によく「おあとがよろしいようで」と言いますが、
あの言葉の意味は皆さんご存知でしょうか。

たまに「おあと=話のオチ」と理解して「オチがよかったでしょ?」と
話を褒めているように誤解されている方がいらっしゃいますが本来の意味は違うんです。

あの「おあと」は「次の演者さん」の事を指し、
「よろしい」は「準備ができた」という意味なんです。
なので、「おあとがよろしいようで=次の演者さんの準備ができたので、
自分はこれで失礼しますね。」という意味なんですね。



次に麻雀。
これは覚えるまでが難しいですが、
覚えてしまえばこんなに面白いゲームは無いってほど奥が深いです。

最近は行かないのですが、
昔は雀荘(麻雀が遊べるお店)にたまーに行って近所のおじさん達と遊んでいました。

そのおじさんたちが強い強い。
全く歯が立たず、よく鍛えられていました……。

ある日、そのお店の中でもトップクラスのおじさんに「俺の後ろで見てろ」と言われたので、
後ろで見てたんです。
そしたら、最初からは考えられないほどの綺麗にアガったので、
おじさんに聞いてみたんです。


僕「今のすごいですね。よくあんな綺麗な手が出来ましたね。」
おじさん「まぁ、職業病ってやつかな。元々学校の先生だったんだ。
教え方が上手いって評判だったんだぜ。」
僕「……え?どういう意味です?」
おじさん「どういう意味って……教え方が上手ければ授業中に"良く手が上がる"だろ?」



おあとがよろしいようで。