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2015 / 11 / 20

秋の夜長に映画

こんにちは久しぶりの登場です。
管理部の巨人です。

ボク、映画は大好きです。
毎週、何本か観てます。

その中でも今年「これは面白かった!!」と思った映画を2本紹介です。

まずはこれ。

「オン・ザ・ハイウェイ その夜86分」


この映画はひたすら主人公が車を運転するシーンと高速道路、カーナビモニターしか映し出されない。
音声も主人公と携帯電話で通話する数名との会話のみ。
内容は重要作業を翌朝に控えた工事現場監督が妊娠させてしまった不倫相手の出産に向かうため、高速道路をぶっ飛ばす86分間。ただそれだけの映画。

そしてその車内で見えてくる様々な人間感情。
上司からの解雇宣告、妻からの離婚宣言、部下への指示出し、息子からの電話・・・
すべてが絶妙に絡み合った感情模様です。
この映画のテーマはおそらく「人生の選択とは?」、「正しい選択とは何か?」、「幸せな選択は正しいのか?」という永遠のテーマ(?)がテーマのような気がします。


もうひとつはこれ。
「セッション」

賛否両論あり、そしてネットでも是か非かでかなり話題となりましたが、ボクは好きです。
これって巨人の星じゃないけど、歪んだ師弟関係、もっと言うと歪で屈折した情こそが本当の師弟関係。みたいな「スポ根な音楽映画」。
まぁ、この映画はラスト9分で歪んだ師弟関係が逆転していく。
その演奏と狂気と迫力。
とにかく師弟関係が自然なかたちで、演奏と共に逆転していく映像というか表情が素晴らしい。
ラスト9分の演奏シーン。
ほんとにすばらしいです。