こんにちは!
SP制作課プランナのKです。
サファリゲームズでは海外で行われるゲームショウへ積極的に視察へ行っております。
私も先月中国・上海で行われたChina Joyへ行って来ましたので
その時の様子を少しご紹介したいと思います。
■度肝を抜かれる会場の広さ!
まず最初に驚くのが異様なまでに広い会場です。
MAPだけでは分かりにくいと思いますが、それぞれが大きなホールとなっており
その大きなホールが三角形に並んでいるイメージです。
ホールの中ではゲームの展示エリアよりも各ブースのステージの大きさに驚きました。
画像と同等の広さのステージが一つのホールの中に6~8ステージくらいあり、
それがほぼ全ホールに設置されていました。大きさに驚きました。
ステージ上ではアイドルやコンパニオンによるライブステージやコスプレイヤーの
お披露目、更には一般客をステージに上げて一緒にゲームをする等、
エンターテイメント性を重視した催し事が各ステージで行われており、
ゲームの展示以外でも非常に盛り上がっていました。
■中国人が大熱狂!「eスポーツ」
数あるブースの中でも特に人気を集めていたのがeスポーツのブースでした。
中国ではeスポーツの専用アリーナが存在するほど大人気のジャンルですが、
ブースの熱狂ぶりを目の前にして改めてその人気の高さを感じました。
タイトルは分かりませんが、FPS系のゲーム。
ステージ上ではプロっぽいチームの人たちが対戦しており、
良いプレイがある度に会場のファンからは大きな歓声が上がっていました。
こちらもタイトルは分かりませんが、MOBA系のゲーム。
50人 VS 50人のリアルタイム対戦をしていました。
こちらはプロではなく一般の方がプレイしていましたが、
多くの観客を集めていました。
■中国でも大人気な日本のアニメ作品
日本からもバンダイナムコ社やDeNA社が日本の作品を題材にしたタイトルを
多く発表しておりましたが、中でも特に人気を集めていたのが「フェイト」のブース。
ブースにはキャラクターのパネルや原画の展示が行われており、
数多くのファンが集まっていました。
イベント1時間前から集まる多くのファン
イベントではキャラクターのコスプレイヤーや
現地の声優が出演し大いに盛り上がっていました
■スマホアプリ
数多くのブースが存在する中で最も出展タイトルの多いジャンルがスマホアプリでした。
中国オリジナルの作品もありましたが、日本の版権を使用したタイトルが数多く、
日本の作品の人気の高さが伺えました。
サムライスピリッツを題材にしたMMORPGと思われますが、サムライスピリッツに関連した
キャラクターは全く見ることができませんでした。
日本の人気アニメ「犬夜叉」を題材にしたRPGゲーム。
キャラクターの動きが滑らかでザクザクと敵を倒せるのは無双系に近い爽快感がありました。
私の好きな電撃作品のキャラクターを集めた対戦系ゲーム。
中国語でストーリー内容は全く分からないですが、キャラクターの動きがあり、ボイスもあり
日本版のリリースが今から待ち遠しいです。
※対戦ゲームですが、チュートリアルも全部中国語で操作方法は分かりませんでした。。。
上記で紹介した作品以外も色々なゲームがありましたが、
全体的にMMORPG系のゲームが多い様に感じました。
■その他
メジャーなジャンルだけでなく様々な作品が出展されていましたので、
中でも私の気になった物を一部紹介させて頂きます。
筐体内で撮影するとその場で様々な背景や効果と合成できるサービスです。
これ1台で色んなシチュエーションでの撮影が楽しめる為、
コンパクトなフォトスタジオを作ることが可能です。
電話ボックス型のカラオケボックスです。
どこに設置するかは謎ですが、少なくとも日本でこれを使うくらいなら
私はカラオケに行きます(笑)
■総括
チャイナジョイに関しては、日本のゲームショウとは違いゲームの展示だけでなく、
ステージ上でのパフォーマンスにも非常に力を入れており、高いエンターテイメント性と
スケール感に中国ゲーム市場の勢いを感じることができました。
ゲームに対しても非常に熱く、今回紹介したゲーム以外にもPCゲームやVR系のゲーム等
様々なジャンルのゲームが数多く展示されていました。
近年世界大会等も開かれるeスポーツに関しても日本以上の盛り上がりを見せており、
今後の五輪でも競技化が視野に入れられているだけに、更なる市場の拡大も見込まれます。
また今回の視察で大きく感銘を受けたのが上海の街並みでした。
オシャレなビルから歴史を感じる建物まで同じ地域に様々な文化が密集している様子が
景観を重んじる日本とは違い面白かったです。
2018 / 09 / 10